読んだ本の数:3冊
読んだページ数:905ページ
ナイス数:41ナイス
猫道楽 の感想
猫飼亭というお屋敷に住む兄弟達と客人による男性同士のカタルシス。直球な隠語表現が多いのに決して下品にはならない。耽美ですね。話によって生業が変わる次兄・芳白が気になります。役者ってそういうこと?
読了日:12月25日 著者:長野 まゆみ
ゴーストハント4 死霊遊戯 (幽BOOKS) の感想
狐狗狸さんは当てものをしないってフレーズがずっと頭に残ってたんだけど、この話だったか。おかげで学生時代に狐狗狸さんに手を染めずに済みました。のわりに強烈なはずの呪阻云々は記憶から抜け落ちてたんですが。そして今回はなんと言っても安原さん、待ってました!嫌味なく優秀だから凄い人だよね本当に。こんな学校…というか先生は嫌だけど、ある意味越後屋は環境に育てられたのかも。暴走する麻衣を温かく包む霊能者集団が微笑ましい。良いチームになってきましたね。
読了日:12月20日 著者:小野 不由美
図書館戦争 の感想
抗争は行き過ぎにしても無きにしも非ずな話なだけに、なんでもかんでも規制される世の中は恐ろしい限り。法とか機関とか小難しい単語も多いのに読ませられるのはキャラが魅力的なのと全体的に空気が甘いからかな。体育会系女子が「王子様」ですよ、そりゃ当人はやられますよねぇ。続きが楽しみです。
読了日:12月14日 著者:有川 浩
読書メーター
内容全然知らなかったので、予告CM見たときはたまげました。
俺たちは兄妹なんだ、なんて言葉がジブリで出てくるとは思わなかった。
そりゃ気になるに決まってるじゃないですか。
んで、まぁ結局はやはり実の兄妹ではなかったということで。
メルちゃん良かったねー!と安堵してしまうあたり、ハッピーエンド至上主義です。
だってメルちゃん良い子なんだもの。
兄妹だと知っても何を責めることもなく自分の中でケジメをつけようとする姿がいじましく、実の兄妹ではないと言われてお母さんの前で思わず涙する姿はもうね。風間くんに見せてやりたいわ。
しかし、如何せん色んなところが物足りなかったのは否めない。
海ちゃんの愛称は何故“メル”なのか。コクリコ坂って何なのさ。(この辺はフランス語らしいですが)
メルちゃんが毎日あげる旗の意味とか。風間くんが書いた新聞の記事の内容とか。
何より、これで終わり!?ってなります。辛い時間が多かったんだから、ここからが楽しいのではないでしょうか。ワンカットでも欲しかったな…
真実を聞いた後の船の上で風間父と風間くんのこのこのーみたいなやりとりににやけずにはいられなかった。
カルチェラタンの話は完全にオリジナルらしいですが、となると原作はまったくの別物なんでしょうね。
水沼くんがなかなか人気者のようで。そういえば良いキャラだったような…
甘酸っぱい展開には大変満足したんですけど、メッセージ性は弱かった気がします。
去年はどっぷり平安の世にハマっていたので、正直全然頭が切り替わってなくて、2回視聴しました。
とりあえず1話じゃまだなんともいえませんが、子役の子がかわいかった。
あと映像が綺麗でした。去年の教訓でしょうか。
年明けの『白虎隊』も最後の方ちょっとだけ見たんですが、先駆けてたんですねぇ…。西郷さんはあれのおかげでわかりました。
が、重要人物だと思われる方もほとんどわからず…
元々そんなに歴史に明るくない方なので、また色々と頭に入れるのに苦労しそうです。
ヒストリアも見たのですが、新島八重さんは大分長生きされたようで。
冒頭の会津戦争って前半のクライマックスくらいなのかと思ってたんですが、もっと早くに始まるのかな。というか、見せ場の作り方が難しそう。
そして老齢の話をどれくらいやるんでしょう。
老けメイクに感心した清盛でも60代。最後まで綾瀬さんが演じられるんでしょうか。さすがに無理がありそうですが。
とりあえず、楽しみどころをどこに見出すのか。数話見て探ってみようと思います。
天皇杯決勝はガンバ大阪vs柏レイソル。
準決勝はリアタイでは観れなかったので、ちゃんと観ましたよー
レイソル優勝おめでとうございます!!
リーグ戦最終節で逃したACLを今度こそ手中にしましたね!
しかし、なんとなく今日のガンバは迫力に欠けていた気がします。
そりゃ観てる最中はアディショナルタイム4分まじかよとかなりましたけど、1-0のわりには振り返ってみると、終始レイソルは守りが安定していて、あんまりハラハラする展開はなかったかな。
これ相手が鹿島だったらこうはいかなかったんでしょうね…
そういえば、レイソルサポーターの声援も凄かったですね。
聞こえてくるの殆どレイソル側だったような。裸の集団にも気合いを感じましたがあれはどうなの…
あんな物凄い団結力の中に入っていく自信は全くないので、今年もひっそりと応援していきます。
頑張れー!
2012年はあっという間に過ぎてしまいました。
光陰矢の如し。とはいえ本当に早すぎないですか。我に返って愕然としました。
一歩前進したかと思いきや、また停滞。臆病風は嫌になるくらい根強いです。
今年はもう少し、自分を好きになれるような努力をしたいものです。
ここ数年、あんまり更新も出来ていないし、大した記事も書けていないんですが、今年はもう少し文章にすることをしていきたいと思います。
頭を使わないと、どんどん脳細胞が死んでいく…記憶力が破滅的になってます。もう○○歳。若くないわぁ…
そんなわけで、目指せ真人間。
今年もよろしくお願いします。
「お手前の生きてこられた『平清盛』の一生、眩いばかりの美しさにござりまする」
自らの死を悟り、まだやり残したことがあると嘆く生霊清盛に、西行が告げた言葉。
美しく生きることを美徳とする西行にとっては、最大級の賛辞。
少し前にお手前の作る世は美しくないとも言っているけど、清濁併せ呑み、まさに「遊びをせんとや生まれけむ~」を体現したような清盛の一生をそう思ったのに嘘偽りはないのでしょう。
ここで少し、清盛は救われたのですかね。それとも、清盛に捧ぐような後白河院の今様も聞こえたのでしょうか。
そうなると、一門の元に戻ってきた清盛の台詞に違和感を覚えるのですが、それはイタコ西行が頼朝を訪問する場面で明かされました。
その前に、宋剣と共に平家一門に遺言を伝えにきた西行、完全に清盛に乗っ取られてます。それにしても遺言とは、清盛は一体どれだけ西行の庵に居たんですかね?
そしてまぁ、この後を思うとなんとも切ない遺言です。「時忠あらずんば~」のとこではちょっと笑い、鱸丸や時子さんのとこでは潤み。頼盛に対しては宗子さんの遺言を彷彿とさせ、頼盛が一門を袂を分かつことを察していたかのような言葉でした。
それにしても、凄い勢いで後ろに倒れた清盛の臨終、呆気ないというのか、圧巻というのか。額にかけた水が蒸発するのも少々笑ってしまうシーンでした。
清盛亡き後の一門の末路は頼朝のナレで語られました。
お前が滅ぼしたんだろ、と微妙な気持ちになりますが、時忠の「しぶとく生き残った」には若干の悪意を感じるのは気のせいでしょうか。
安徳帝を抱えた時子さんの最期は美しかった。沈まずに泳ぎ回って捕まったという宗盛、お前って奴は…。
知盛の「見るべき程の事は見つ」。有名な言葉ですけど、知盛が目立ってきたのがここ数話とあってちょっと唐突な感じになってました。
その後の義経・弁慶の最期。弁慶の額の矢が奥州でのやり取りを彷彿とさせますね。
頼朝この野郎って言いたい。まぁ義経にも問題があったんだろうなぁ。しかしこれだけのやり取りだと判官贔屓にもなる。
頼朝の最期も自分でちらっとふれてましたが、確か馬から落ちて死んだんじゃなかったっけ?真の武士か…
国と国との交易が、鎌倉が滅んでから始まるっていうのは皮肉なもんですね。生き生きとした小兎丸らは念願を果たせてなによりでした。
ところで、壇ノ浦で入水の際に時子が抱えていた“草薙の剣”。海中で布が解かれ、露わになったのは…宋剣?最後に清盛が抜いたのは宋剣ですよね。
草薙の剣が描かれなかったのはあえて狙っていたんでしょうか。
兎丸の声に呼ばれ、振り返った清盛の前に広がる『海の都』。
「海の中にも都はある」
みんなが笑顔で勢揃いしていました。基盛はぶられてたけど。どこまでが含まれるのか難しいところですね。
ともあれ、剣を持った高平太の満面の笑みでおしまい。
一年間見守ってきた、平清盛の物語も終わってしまいました。
正直、最初に清盛だと聞いたときには面白いのかよ?と思ったものですが、見続けてきて良かった。
取っ付きにくい時代の話だけど、twitterでの実況などの企画もあり楽しんで観ることが出来ました。
しばらく清盛の余韻が続きそうです。
どっかカットされてるんでしょうか、一度見たきりなのでよくわかりません。
良くも悪くも通常通りな内容ですよね。
ロンドンが舞台とスケールは大きくなっても、内容は本放送の補足的なものだし、何より唯ちゃん達がいつもと変わらないスタンスなのでまったりと見れました。
しかし唯→梓っぷりが若干異常(笑)
戦いたあずにゃんが牽制するくらいあからさまでした。そんな描写があることにも吃驚しました。
あくまで友情というか、親愛ですよね。
それでいいと思うんだ。
お別れの日の、屋上での緊張を吐露するやり取りが好きです。
学生時代、こういう先輩後輩関係を悉くスルーしてきたので少し羨ましくなりました。青春っていいね。